令和5年度税制改正大綱のよるNISA改正について
飴の後には鞭が待ち受けるのは確実だな。
・防衛予算増額に伴う増税
・消費税の増税
財務省が飴ばかり与えるはずなし。誰にも予測できる。
まぁ、NISA改正により期間撤廃されたのは大きいですね。
積立NISA年間40万円⇒120万円
一般NISA年間120万円⇒240万円
最大年間360万円(ただし1800万円まで制限あり)
日本人の所得中央値は440万円だ。非課税枠が年間360万円に拡充されたところで所得そのものが増えて貯蓄に回す余裕、更には投資で多少の損失を被っても困らない程度の余裕がなければ多くの人にとっては意味のない話。いま必要なのは「所得倍増計画」。 https://t.co/mPFOYzkeLn
— リフレ女子 (@antitaxhike) 2022年12月17日
普通のひとは、通常の稼ぎでは1年の枠はなかなか使いきれないけど
退職金やiDeCoを一括で受け取りした後で移行しやすくなります。
※ただし、レバナス等レバレッジ商品は買えなくなります。
2023年までにNISAで購入したもの(5年間という期間⇒ロールオーバーして10年間)、
積み立てNISAで購入したものは現行制度を継続する。
(※1:20年という期間は継続する)
新NISA制度の生涯掛金金額1800万円にカウントしない。
⇒2024年から新たに新しいNISA制度ができると考えておけばいい。
証券会社や銀行でいままでNISA制度を活用されていたひとの契約は自動で新NISA制度に移行してくれれば助かりますが・・・。
(※1)2023年に積み立てたものは2044年に課税口座に自動的に移動する。
2044年から課税対象になるので、2044年に課税口座に移行する前後に新NISAに移動すればいい⇒何もせずに、ほっとくのは勿体ない。
ただし生涯枠1800万(将来は増額される可能性大)
使い切っているかたは臨時ボーナスとして使っちゃいましょう。
私の予測としては、今後の日本は物価上昇が継続される可能性が高いので
20年後を待たずに5年もしくは10年単位で枠が増額されると思いますよ。
物価2%上昇が毎年継続すると仮定すると、
10年後、1800万⇒2200万円に投資できる枠が広がって
ようやく物価上昇分と同じとなる。
(複利効果絶大である。単利計算だと36万✕10年=360万にしかならない)
5年後:2000万
10年後:2200万
15年後:2500万
20年後:3000万
こんな感じで枠が広がっていかないと物価上昇分に追いつかない。
2%程度の物価上昇分は景気対策の面でも必要である。
(デフレ脳からの脱却を)
※年金受給額は、「マクロ経済スライド」制度により物価に見合わない上昇しかしませんので実質目減りしていきます。みなさん知ってましたか?
じゃデフレがいいといっても、きっちりと年金減額される規定になってます。